私の持論として「ダイエットが長続きしない人=意志の弱い人」ではありません。私が思うにダイエットに失敗してしまう人は、むしろ「志が高い人」なんじゃないかと思っています。
実は私、途中でダイエットの方向性を変えたことはあっても、ダイエットそのものに失敗したことはありません。でもそれは、私の意志が強いわけではなく、むしろ普通の人とは比べ物にならないほどの怠け者だったからじゃないかと思うんですよね。
というわけで今回は、どうしてもダイエットが長続きしないという意志の強い人に向けて、怠け者の私からメッセージを送りたいと思います。
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目次
なぜダイエットが長続きしないのか
結果を求めすぎている
例えば、ダイエットをマラソン大会と仮定しましょうか。もちろん、ゴールは「スリムな自分」です。みなさん、例外なく飛ばし過ぎなんですよ。
目標が高すぎる人は、それまでろくに走ったこともないくせに、ゴールが何十kmも先に設定されている状態に似ています。「1ヶ月で何kgも痩せたい!」と考える人は、最初から全速力で走り出すようなものです。
私ですか?喋りながらでもギリギリ走れるくらいのペースで、ずっと走り続けていますよ。
ペースと距離を見誤るな
- ペースと距離を見誤らないように、念入りに計算して走り出す
- ゴールは絶対に決める
ダイエットをするにあたって私が決めているのは上記の2点です。たぶん、マラソンを走る前に誰もが思うところだと思うんですけど・・・。
まず、後半になってガクンとペースが落ちたり、先生の視界から消えた瞬間に歩くなんてのは論外です。「このペースならいけそうだ!」という目処を付けるか、決して無理のないペースで走り出します。
そしてゴールは絶対に決めます。これはラストスパートをかけるとかそういう意味ではなく、ゴールの無いマラソンはしんどいからです。「先生がいいって言うまで走ってなさい!」っていうのが1番きつくないですか?だったら3kmでも5kmでも10kmでも、ゴールが決まってた方が楽でしょ。
ゴールした後に歩き出すか、まだ走り続けるかはその時に決めたらいいんです。
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テスト勉強とダイエットは違う
テスト勉強とダイエットって似ている部分がありませんか?毎年、露出が激しくなる夏が近くなると、一気に頑張らなきゃという焦りを感じるあたり、まさに期末テストそのものではないでしょうか。
ただ、当時は一夜漬けでもなんとかなったテスト勉強とダイエットは、明らかに違う部分があります。それは「反動」です。
テストで一夜漬けをするような人にとっては、別にせっかく覚えた公式をテスト後に忘れたって大した問題じゃないんですよ。そのテストでさえイイ点数が取れればいいんです。先生は「一夜漬けで身に着けた学力はすぐ忘れるから、意味ないぞ!」って言いますけど、そんなの知るかばーかばーかって感じです。
ただこれがダイエットの場合、夏の数か月間に間に合うように急激に痩せられたとして、せっかく痩せてもお肌や髪の毛がボロボロの状態っていうのはどうですか?キレイになりたくて痩せたいのに、せっかく痩せても「なんか違う!」って思うことでしょう。
どうしても切羽詰まっているなら
「どうしても1ヶ月~2ヶ月で痩せたい!」って思うなら、運動と糖質制限で痩せられます。ただ、続けるのは相当しんどいです。これが挫折してしまうパターンの場合、たぶん1ヶ月~2ヶ月後には全く痩せていませんよ。
私は急に痩せるということの難易度が「自分のようなポンコツにはできるわけがない!」と思っているので、どうしても夏までに痩せたいというのであれば、来年の夏を見据えています。
それくらいのペースで始めれば、挫折してしまう可能性はぐんと低くなりますし、たぶん1ヶ月~2ヶ月後の時点でもちょっと痩せているハズですよ。
最後に
ダイエットに真面目に取り組もうとすればするほど、その失敗率は高くなる傾向にあるんじゃないかと思います。私が取り組むダイエットは、大体が「燃焼サポートサプリメント」のようなものを使用しながらの運動と、あとはごはんを1口~2口少なくするという程度のものです。
多分ダイエットに失敗してしまう人って「ウサギ」なんだと思うんですよ。私は「カメ」です。・・・って誰がカメじゃい。
志が高い人だから、ハードルを上げすぎるあまり失敗してしまうと思うんです。もうちょっと自分に緩く生きてみましょうよ。最初からエベレストを目指すんじゃなくて、もっと低い目標を持ってみませんか?